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             木 村 尚 樹 
         NAOKI  KIMURA
         fine photographic arts
           since 1987

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VI. 結論―Zero-Horizonとしての地平

VI. 結論��―Zero-Horizonとしての地平

「零式写真芸術論」は、
写真を通じて“見ること”と“在ること”の同一性を探求する試みである。
「零(0)」は“空白”ではなく、“生成の閾値”であり、
その地平において、
光は祈りとなり、影は沈黙の証明となる。

写真とは、世界の断片を奪う行為ではなく、
世界をそのままに返すための静かな媒介である。
そこには完成も結論もない。
あるのは、ただ“いま在る”という連続のゆらぎ。

このゆらぎこそが、「零式」の名の意味であり、
その無限の地平こそが、
Zero-Horizon=零の地平である。

木 村 尚 樹

fine art photography

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